豆乳首ゴメスの嫁レボ!!

L2R ヒンデミット鯖の豆乳首ゴメスが嫁と言う名のラスボスと闘う日々を綴るっ!!

二次創作 真紅に染まる豆乳首

どうもッ!!

 

乳自慰ランド出身

豆乳首ゴメスだよ

 

 

 

唐突ながら皆さま

この二次創作小説はご存じだろうか。

リネレボ名所めぐり アカガネ戦記? - ハーメルン

 

第二回LRTでもNero血盟様にて獅子奮迅の大活躍をなされた

アカガネさんのリネレボを舞台にした小説でございます。

f:id:mamechicbi:20190112185316j:image

 

 

元よりゴメスアカガネさんの関係は師弟関係に近いものがあって

1年ほど前にTwitter初心者で数十人のフォロワーに向かって隠語を呟くだけの豆乳首ゴメスアカウントを多くのリネッター民に紹介をしてくださったことがその交流のきっかけ。

ゴメスの作成スピードだけは速い雑コラをTwitterのヘッダーに採用してくださったこともあって、本当にこのゲームの新しい楽しみ方を教えてくださった師匠なのです。

 

そんなアカガネさんが二次創作小説を書いていらっしゃって

その中でも現在進行中の

【ウィンダウッド城砦の奪回戦】

 

こちらはアカガネさんと繋がりのあるリネッター民がキャラ名をそのままに多数登場し

闇の結社エンブリオンとの死闘の舞台に登場して壮絶な闘いを繰り広げる

実験的でありつつエンタメ性にも優れた作品となっています。

筒井康隆の朝のガスパールを連想したのはゴメスだけでしょうか。

 

当初、世界観を壊しかねないと遠慮していた豆乳首ゴメス

特務部隊イレギュラーズの一員として登場します。

その活躍については本編を御覧下さいませ!!

 

 

まだそのストーリーの終着点は見えておりませんが

小説作品に自分の分身が登場するという経験はもちろん人生初!!

またリネレボを通して貴重な経験をさせてもらうことになりました。

 

 

そしてゴメスが思ったことは皆さまにも容易に想像がつくでしょう。

 

「俺もやってみたい」

 

ということで烏滸がましいことは重々承知の上でアカガネさんに許可を得て

勝手に二次創作のスピンオフを書いてみたいと思いますwww

 

 

 

 

二次創作の二次創作 真紅に染まる豆乳首

~第一章 プロローグ~

もう幾許も前のことになる。

アデンワールドに一人の呪われた名を冠したキャラクターが産み落とされた。

「全く・・・リアル世界でのさばっているバカマスターめ。またこんな俺にこんな名前を付けやがったな。思えばゲームは変われど、もう十年以上になるのか。あの頃は良かったよな。マスターが“やっぱし女の子には変なこと言わせてなんぼでしょ。デュフデュフ”なんてバカみたいな理由でこんな名前を付けたりしてさ。まぁ俺だってデジタル美少女達と良い思いをさせてもらったってもんだ。文句もなかったんだがな。今回は殺したり殺されたりするMMOと来たもんだ。あのマスターのことだから育成もどうせ碌にせずに殺されまくるんだろうなぁ俺。なんなら、MMOだぜ。NPCじゃない奴らがうようよさ。もうこんな名前なんて馬鹿にされるにきまってるだろ。死のうか。死のうかな。あ、ダメだ。死のうとしてもポーションで回復しちまうぜクソ野郎ッ!!」

 

話せる島の隅っこで独り言で文句を垂れ流しているこの人物。

それがこの物語の主人公“豆乳首ゴメス”その人であった。

 

「やべぇ。ヒグマ怖いな。やりたくねぇ。」

そしてゴメスはこの世界にはチャットという便利なものがあることに気が付いた。

『パーティー組みませんか?』

 

彼の放ったデフォルト定型文は他の多くの駆け出しの冒険者達の発言に紛れ消えていった。右も左も分からぬ新たな世界。襲い来るヒグマ、オオカミ、人外の類。皆がこの世界で生き残るためには、乳首と名を冠したどこからどうみても変態のドワーフの言葉に耳を傾けている余裕などはない。

「世間ってさ。世知辛いよな。もっと目立つべきか。」

彼はこの世界で与えられたドワーフの顔面に不敵な笑みを浮かべてもう一度チャット画面を開いた。ちなみに体はおっさんである。

 

話せる島のエリアチャットには

『豆乳首ゴメスです。MMO界の乳輪火山を目指します。よろ乳首。』

という彼の二言目のチャットが書き込まれていた。

そしてその言葉も当然虚空の彼方へ消えて行ったのだった。

 

 

 

~第二章 武器の必要性~

アデンワールドには数多の神が存在する。創生神たるアインハザードや破壊神たるグランカイン。冒険者にとって馴染みの深いマーブルなどもこの世界では神と言えるだろう。だが話せる島の鼻つまみ者と成り果てたゴメスにとっての神はただ一人。伝説の女神(AV女優)であるが、これはまた別の話である。つまりは彼はこの世界においては無神論者であった。

 

「ほう。この世界では祈ればどこぞの神様が装備をくれるってのか。全く便利なもんだな。授けられた装備が気にくわない奴らなんかは、転生をくり返すなども聞いた。神なんて信じちゃいないが、ここは一つ、俺も祈ってみるか。」

 

独り言の多い彼はヒグマやオオカミたちに追い回されながら命からがら辿り着いた朽ち果てた祠にて天高く両手を突き上げ、その瞼を下ろす。そして一瞬の静寂の後に咆哮した。

「ガチャ神よ。呪われた名をつけられた哀れなこの俺にせめてもの祝福を!!」

 

何処からともなくその武器は確かに授けられた。彼の両の手に静かに、優しく授けられるかの様にその武器は現れた。両手にはずっしりとした確かな重みを感じる。一本の棒状の武器であることはアホの彼にも理解が出来た。彼は瞼も開かぬまま、情感たっぷりに彼は呟いた。

「待ってたぜ。相棒。業物には名前が付きものだからな。お前の名前は既に決めてある。」

そしてカッと目を見開き高らかに叫んだのだった。

「性乳偃月刀!!我は貴様と共に今宵よりヒグマ狩りの羅刹と成るッ!!」

 

その槍の持ち手にはしっかりとHRの文字が刻まれていた。

「やはり俺は神に見捨てられている」

諦めを湛えたその言葉を吐き捨てながらも、無くしては困るからと自身の名前も同じくその槍の持ち手に彫り込むことにした辺りがさらに彼の小物臭を増長させる。

 

 

 

~第三章 遥かなる低みを目指して~

なまくら“性乳偃月刀”を携えヒグマを殺すこと数カ月。ヒグマ狩り、もとい弱き者へのマウントも継続は力なりというものだ。彼は話せる島を飛び出して、砂嵐の吹き荒れる荒野の野営地にて見知らぬ冒険者に語りかける。

「うふふ。そこのフロイライン。おっと上流階級の言葉遣いが出てしまいました。失礼。私、貴族でございましてね。そうですあなた。見目麗しいエルフのお嬢様。私豆乳首ゴメスと申します。どうぞよろ乳首。おっとまた貴族語が出てしまいましたな。」

数カ月の孤独な旅は彼を多少強くはしたが、それ以上に彼から何かを奪ってしまったことは言うまでもなく、まだ名も訊かれていないエルフはアジトに忘れ去られ腐乱した無数の蠅の集る晩餐でも見るような怪訝な表情を浮かべていることもまた無論のことであった。

「貴女は“魔導歌手”、もといスペルシンガーに転職されたのですね。ええ。私は貴女の“守護者”もといガーディアンに転職しようかななんて思いましてね。」

もちろん話も途中にエルフの冒険者はその場を後にした。

 

「あかん。どないしたら女人と仲良くなれるんや。冗談の一つも伝われへんがな。ガデはやめや。バンバン殺して目立てる殺戮者、スレイヤー目指すぞ。それとあれか。やっぱあれか。所謂※但しイケメンに限るならぬ※但し高戦闘力に限る、って奴か。そしたら俺もちょっくらアレに挑戦するか。」

ボロ雑巾と見分けの付かない防具のスカートを颯爽と翻し、野営地を後にしつつ彼は叫ぶ。

「俺は遥かなる高みを目指すッ!!待っていろ!!豊満の塔よ!!」

その動機の不純さや彼が如何に低みに存在するのかを去り際のたった一言で認識した野営地に集っていた名もなき冒険者達は口々に「あいつアホやろ」と口にしたのであった。

 

この世界に降り立って初めての挑戦を試みる彼に待ち受ける運命をそのまま示唆しているような禍々しさを放つ傲慢の塔に、彼は静かに飲み込まれていった。

 

 

~第四章 血塗られた豆乳首~

傲慢の塔の各階にはそれまで力なき獣を追い回し狩ることばかりに腐心してきた彼が忌避する異形の者たちや巨大な野性生物が待ち構えている。その証拠にまだその階段に足を掛ける前の一階に待ち構えていた“人喰い熊”ですら手を焼いた始末である。

漸く上り始めたすぐの二階層目では毒性の巨大蜘蛛に噛まれて絶命しかけ、がぶ飲みしたポーションがHP用ではなく行きずりの冒険者と使おうと大量に秘めていたラブポーションのうちの一本であわや巨大蜘蛛に欲情しかけてしまった。知性などこれっぽっちも持たない蜘蛛がその痴態に本能でドン引きして去っていった為に事なきを得た。この世界では復活が可能ではあるものの、初めての死が蜘蛛との腹上死では彼も居た堪れなかったのだろう。死にもの狂いで数回層を駆け上がった。彼は手段は選ばなかった。巨大狼にはラブポーションを染み込ませた生肉を撒いた。かろうじで人語を介する亜人、オルマフムと呼ばれるデミヒューマンにもボディランゲージを用いて手持ちのラブポーションと引き換えに見逃してもらった。闇討ちは勿論のこと、なけなしのアデナによる買収も行った。人語を介さない獣たちとは戦わざるを得なかったが、違法な攻撃力増加ポーションの使用によるドーピングで何とか乗り切った。

薬物により異常に盛り上がった僧帽筋を揺らしながら彼は息を切らしながらも呟く。

「・・・次で九階か。階段上るだけでもヘトヘトやで。でもせめて、せめて十階までは行きたい。」

 

九階層の奥の闇の中から登場したのは巨人バグベアの一団。

「ニンゲン、キタ。オマエ、クワレル。シリ、サシダス。ドッチニスル?」

長らしき巨人がたどたどしく下種な言葉を彼に投げかけた。

「どっちもお断りだねッ!!」

違法ポーションの効果がまだ持続していることを良い事に彼は強気だ。そして先手を仕掛ける。

「お先に失礼ッ!!体持ってくれよッ!!衝撃乱打ッ!!」

まだ転職も済ませていない彼の唯一の必殺技、ラッシュインパクトが炸裂し奇跡的に長以外のバグベアを薙ぎ倒すことに成功する。

「次はお前の番だッ!!」

なまくら“性乳偃月刀”を片手で突き出しバグベアの長を指す。さながらホームラン宣言である。

 

「オマエ、チイサクナッテイルゾ」

バグベアの長が指摘する。

「何を申すかッ!!我が名は豆乳首!!名前は豆で小さいが今の俺は違法薬物のお陰で割とアミバとかそういう類のああいった不自然な筋肉の隆起と巨大な腕力を・・・」

※参考画像

ã½ã¼ã¹ç»åã表示

だがその言葉の途中で彼は既に違法ポーションの効果切れに気が付いたのだった。

副作用で筋肉が萎縮を始めた。いや、筋肉どころか乳首も文字通り豆だし極度の緊張でアレも萎縮している。

 

 

そして彼は声高に嘲笑するバグベアの長に向かって口火を切ったのであった。

「・・・・・・・・すいません。お尻でお願いします。」

 

 

~最終章 真紅に染まる豆乳首~

彼は臀部の激しい痛みに耐えながら階段を上り進める。何はともあれ十階に辿り着いたのだ。彼が九階にて踵を返して地上に戻らなかった理由はただ一つ。それ以下の階層の異形の者どもの殆どを倒していない為、戻るのも地獄だったからである。復活が神によって許されたこと世界でも、死とはそれに値する痛みを伴って訪れるものであり、未だこの世界での死を経験していない彼にとってそれは最大の恐怖なのであった。

 

そして眼前に広がる十階層。長大に広がる石床のみが存在する伽藍堂の部屋の真ん中に佇む一人のダークエルフ。疲労により視界が判然としない彼はその目を擦り、漸くその人物の顔面を視認した。

 

「なんだと・・・」

彼の口から洩れた絶望を纏った一言に呼応するようにダークエルフが口を開いた。

 

「あんたなにやってんねん。人様に下ネタばっかり吐きつけて、迷惑ばっかりかけて、しまいにはあたしの悪口をチャットに書き込むしやな。ええ加減にせえよ。」

 

「何故・・・何故・・・PERINAが・・・俺の(ラスボス)がこんな所に・・・」

彼はまだその光景が信じられない、或いは信じたくないといった表情を浮かべたまま尻もちをついて後ずさる。

 

「殴打旋風ッ!!」

PERINAが口を開いた瞬間に、猫の如く飛び上がった彼ではあったがその抵抗も虚しくPERINAの素手によるハリケーンストームに巻き込まれ、違法薬物の副作用で骨粗鬆症状態であった彼の骨は二十数か所に及ぶ超複雑骨折となり、傲慢の塔の冷たい天井に尻を突き出してのびてしまった。

 

かろうじで首だけを動かし、光を失った虚ろな瞳で仁王立ちをするPERINAを見つめ彼は一言だけ、声にならない声を吐いた。

「・・・・・これからは。これからはチャットではなく、ブログに悪口を書くことにします。」

 

 

「粛清ッ!!」

PERINAの口から吐き出された物騒な言葉と共に彼女の手は紅蓮に染まり、既に風前の灯であった豆乳首ゴメスの命は無情にも嫁テオによって焼き払われてしまった。業火を浴びた彼の亡骸はそこになく、ただ一対の乳首がそこには残っていた。

 

 

 

 

~エピローグ~

温かい。

知らない天井がそこにあった。

「これが・・・デスか・・・それにしてもここは一体・・・?」

 

ベッドの隣に佇んでいた一人のダークエルフが口を開く。

「ここは白梟の宿屋です。初めまして豆乳首ゴメス。私の名前はホメロス。この宿屋の支配人をやっています。」

状況の飲み込めないゴメスを置き去りにしてホメロスは続けた。

「そしてこいつはnanot。ゴメス君と同じおっさんドワ子だよ。君を治療してくれたのも彼さ。」

 

「そいつはありがとう。しかし、治療とは?俺は嫁のメテオの直撃を受けて死んだのでは・・・?」

意識を取り戻したゴメスの一言にnanotが答えた。

「あ、初めましてゴメスさん。いや同じドワ仲間だしゴメッさんと呼んでもいいですか。改めてゴメッさん。状況を説明しますね。」

 

nanot曰くはこうだった。

数カ月前、傲慢の塔で小さな一対の変なものを拾ったというのだ。傍には真っ赤な防具類と“豆乳首ゴメスの性乳偃月刀”と彫り込まれたHR武器。きっとデスした冒険者の落とし物かと思い、拾い帰ったとのこと。後で埋葬するつもりだったらしい。小さな変なものはイヤリングの一部かと思っていたけどエルヴンでもナッセンでもない。まさかと思い立ちHPポーションを振りかけると少し蠢いたらしい。

 

そこでホメロスと相談をして高級ポーションに漬け込んでおいたと説明するnanotはどう見ても笑いを堪えている。

 

そして結果としては、イヤリングと間違われながらも実際は乳首であったそれがみるみる肥大化し結果としては豆乳首ゴメスとして再生したという。

 

ゴメスの中ですべて合点が行った。点と点がつながった。いや、点と点というのは乳首の話ではなく、見ず知らずの彼らが名前を知っていた点やちょっと面白がっている節がある点のことである。

 

居た堪れなくなったゴメスは顔を伏せながら言った。

「本当にありがとう。しばらくしたらここを出ていくよ。」

 

「いや、ここに居てもいいんだよ」

白梟の宿屋の二人は口を揃えてそう答え、おもむろに立ち上がったゴメスに防具を手渡す。それは真紅に染まった鎧。ゴメス自身の夥しい出血に染まったボロ鎧。

 

ゴメスはその鎧を身に纏い、ホメロスに向かって片膝をついた。

「我が名は豆乳首ゴメス。乳首の星に生れた者。拾った乳首で拾われたこの命。悪夢と鮮血に染まったこの鎧、そう。ナイトメアアーマーを身にまとい戦場を駆け抜けましょう。」

 

ホメロスは答えた。

「では、マスコットキャラでお願いね!!」

 

 

斯くして彼、豆乳首ゴメスは居場所を見つけたのであった。

 

 

その後の彼の冒険譚についてはこれを読んでいるあなた方は絶対に知っている“嫁レボ”という読み物が明るい。気になる人はいないだろうが、万が一にも存在したならばそちらを参照されたい。

真紅のナイトメアアーマーを脱ぎ捨て特殊戦闘服(スク水)に着替えるに至る経緯や髑髏仮面を被るまでの経緯など、何の役にも立たないどうでも良いことが書いてあるそうだ。

 

 

 

 

そしてそんな白梟の宿屋の元に届いた一通の手紙。

闇の結社エンブリオンとの決戦に備えた人員の募集。

支配人ホメロスに命じられ、その後スレイヤー仲間として戦場をリープアタックしまくっていた豆乳首ゴメスとnanotの凸凹迷コンビは新たな戦地へ赴く。

特務部隊、通称イレギュラーズに所属することになるともまだ知らぬまま

 

 

~to be continue~

続きはアカガネさんの小説にて!!

↓↓↓↓もう一度貼るよッ!!↓↓↓

リネレボ名所めぐり アカガネ戦記? - ハーメルン

 

 

ということで拙い、且つ悪ふざけの二次二次創作にお付き合いありがとうございました。

満足ッwww

 

 

然らばッ!!

またよろ乳首ーーーーーーッ!!

 

 

DJファンミーティング行きたかったな 本日の一曲~