こんばんは。
ちちくびニュースのお時間です。
リネレボ系指定暴力団「きのたけ組」とオネエ系指定暴力団「オネエJAPAN」の抗争は次第にエスカレートし
3月20日23時頃、"きのたけ組組長矢沢エエ乳"が"オネエJAPAN"事務所に構成員二十数名を引き連れ事務所へ侵入しました。
オネエJAPAN構成員との激しい衝突の末、組長矢沢を含む4名の死者を出す事件となりました。
なお"ちちくび警察署"の発表によりますと
死亡者はいずれもきのたけ組構成員で
組長"矢沢エエ乳"
その腹心であり、組の活動中は基本的には風呂に入っていて、構成員からはVCが水音しか聞こえないと専ら評判の"風呂桶の助平"
いよいよオークに本腰を入れて生まれ変わったことから"黄泉がえりの八"という二つ名で名を馳せた八っつあん
そして組長矢沢に拉致され無理やり戦場に立たされていたという"ヒジキング"さん
以上の4名とのこと。
殺人の容疑がかけられた"オネエJAPAN"会長極道カル美は取り調べに対して
「矢沢?確かにいい男だったわ。だけど、あたし達は殺してないわよ?あれは自殺よ!!」
と容疑を否定している。
なお、死亡した構成員の葬儀は同日20日未明に関係者の出席を以ってしてしめやかに執り行われたとのこと。
以上、ちちくびニュースのお時間でした。
〜と、いうわけで〜
皆の衆
御機嫌よう。
我が名は2代目きのたけ連合軍総帥
愛称は引き続き閣下!!
圭である。
乳凝り総帥である!!
我が名は乳凝り圭であるッ!!
・・・すなわち負けたということである。
のっけから何を訳の分からぬことを言っておるのだという者は
こちらの記事を参照されよ。
やっぱり読むのはしゃらくさいという者のために簡単に説明すると
この所、リネレボでオークだけの血盟を使って要塞大戦で遊ぼうという機運があって、その一環として闘ったのが"きのたけ連合軍"(通称きのたけ組)と"オネエJAPAN"であり
4度目の対戦となった先日の20日の要塞大戦で名前、即ちキャラとしての命を掛けると矢沢エエ乳は豪語していた、という所が前回までのあらすじであり
先ほどのニュースからも想像のつくように手に汗握る激戦の末、"きのたけ連合軍"は4度目の敗戦を喫し、矢沢エエ乳は名前、即ちキャラとしての命を失い敢え無く死亡したということである。
そして2代目きのたけ連合軍総帥となったのが
我"乳凝り圭"なのである。
口癖は
「乳凝ったわぁ〜」
である。
また前回の記事でも書いてある通り、矢沢との心中宣言をしていた"八っつあん"含め3名も名前を失った。
今回はその経緯…の前に
〜ヒジキングって誰だ〜
ヒジキングというきのたけ連合軍のメンバーを紹介したい。否、先に述べたように死亡したのでここは故ヒジキングが正しいだろうか。
ともかくまずヒジキとは海産物のアレである。
絶妙な縮れ具合やその黒さからほんと少し卑猥さを感じるあの海産物である。
またキングと名乗っていたのにいざVCをしてみると女性であった。
そうすると正しくはヒジキクイーンな訳だが語呂感は悪くなるし、なまじヒジキ喰いに聞こえかねなかったりもするのでまぁヒジキングで正解なのだろうが、そんなことはどうでもよい。
まぁVCで話せる女性というそれだけできのたけ連合軍を多いに沸かせた彼女であるが、加入経緯は簡単で、以前のこのオーク軍団同士の大戦、もとい妖怪大戦の記事を読みささやきを飛ばしてきてくれたことから始まる。
勿論、きのたけ連合軍は大歓迎。
まだ心を決め切れたかどうかもわからないままの状態で半ば無理やりに軍に引き込んだ。
また折しも加入した日がオネエたちとの妖怪大戦の日だった為に、ヒジキングは初日から戦場最前線に駆り出される始末であったが、それでもとても楽しいですと答えてくれていた。
先代矢沢ともすぐに打ち解け、ものの数日で例の如く閣下と呼び懐いてくれた様子であった。
本当に可愛らしい声をしており、男臭いきのたけ連合軍からして妹や娘のように可愛がっていたのだが、ようよう話を聞いてみると
仕事の関係で老人を介護しており、救急車を呼ぶべき所、誤って葬儀屋に電話をかけて、すぐに来てくださいと迫ってしまう失態をかますなどそれはそれは強烈な天然キャラなのであった。
オネエJAPANの姉様方にもすぐにこの愛されキャラの魅力は伝播し、北斗ジャギら、ハイビスカス子、ナジャコングらに散々いじられる始末。
挙句
「あんたがもし改名するとしたら、なんだかそれっぽいから"給食当番"ね!!」などと冗談で言われていたのだが、これがヒジキングの天然ぶりによって後に悲劇をもたらすこととなった。
兎も角、今まで数回きのたけ連合軍関連記事を書いた訳だが、文字数の都合、まだまだ紹介しきれていない愉快な血盟員が多数在籍していて、その筆頭がヒジキングだった訳だ。
あ、故ヒジキングだった訳だ。
〜運命〜
迎えた20日
きのたけ連合軍vsオネエJAPAN
第四試合 矢沢名前変更デスマッチ
きのたけ軍はいつにも増して燃えていた。
それはそうだろう。命懸けの戦いだ。
別にやらなくてもいいのに"八っつあん"は心中宣言までやってのけた。
皆が口々に
「閣下はどうでも良いけど、八っつあんの為に!!」と言った。
あれだけ懐いていたヒジキングも
「八さんの為なら!!」と矢沢のことはすっかり忘れている様子だったし
なんなら敵軍オネエJAPANからも
「心中宣言、漢らしいわね!!私、あのキャラ振れクソ閣下通り越して八っつあんのファンになっちゃったわ」と熱烈なラブコールを受けていた。
矢沢も前日から作戦会議を行い気合十分
「全軍!!総帥命令である!!我と八っつあんの名を守れ!!そして、それに失敗したとしてもこの一試合において微塵の後悔も残さぬようにッ!!諸君らの矜持だけは守れッ!!総員!!作戦開始ッ!!」
なんて格好をつけて宣った。
ちなみにこの作戦というのは、前回はリーダーたる矢沢の帝化によって大打撃を受けた、いや大爆死したきのたけ連合軍がその反省を以ってして編み出した作戦。血盟員全員が統一したオネエに勢いで負けぬようにテーマを持って戦うという作戦であり、そのテーマが「きのたけ連合軍ヤクザ化計画」であった。
冒頭のニュースでもあった通り
黄泉がえりの八
風呂桶の助を筆頭に各々が二つ名を持った。
ちなみに我のお気に入りは"舐めTake-c"が掲げていた鉄砲玉のタケという実在しそうランキング1位を取れそうな二つ名。
だが、この作戦開始の合図と同時に、もう一つの純オーク血盟。フレヤのゴリラ案内所"ゆゆゴリラ"から悲報が入る。
「ウホッ!!さっきメインでやってたんだけど、要塞大戦…ランダムマッチしか機能していないウホッ!!一対一の指定マッチ出来ないウホッ!!」
折しもこの日はメンテ明け。何故だか一対一の対戦申し込みボタンは消灯しウンともスンとも言わぬ状況が全鯖にて発生していた。
ゆゆゴリラがゴリラにしては知能指数が極めて高いことに驚きつつも矢沢は激昂しかけた。
気持ちを抑え、血盟員に報告をするとやはり矢沢と同様に激昂した。
まずいことに既に作戦は開始されている。
そう。
全員ヤクザモードなのだ。
「アカン。運営のタマとったらな気が済まへん。オジキ、カチコミしてきます。」
「運営のあんちゃんらには責任取ってもらいまひょか。小指何本あつまるやろか?」
物騒なセリフで溢れかえるチャット。
本気で怒ってるのか
はたまたヤクザモードなのか区別がつかぬ。
そこで矢沢は一旦作戦の中止を通達。
何とかして試合ができないかをオネエJAPANとの共同VCに入り相談することを提案。
そこで出た結論は
「仕方ないわね…ランダムマッチなら出来るのよね?だったらもう、せーので試合開始押すしかないわよ。」
半ば諦めにも似た空気が共同VCを包みながらも矢沢はその刻を刻んだ。
「カル美。行くぞ!!3.2.1…」
ポチッ…
その刹那
よっしゃー!!という咆哮が響き渡る。
なんと…
星の数ほどある血盟の中で
我々きのたけ連合軍とオネエJAPANは
奇跡のマッチングを果たしたのだ!!
オネエ達は言った。
「これは運命よ!!素晴らしいわ!!」
きのたけ軍も言った。
「そうね!!想いは伝わるのね!!」
ヤクザがテーマだったことは既に忘れていた。
〜実戦〜
そんな混乱と狂乱の最中
戦は始まった。
矢沢は一応
「きのたけ連合軍諸氏よ。テーマはお忘れか?」と問うたが
「カーチィコォーミィ〜」というオネエ言葉しか返ってこなかった為にキャラクターの維持は早々に諦めた。
仮にもここで作戦の続行を決断していても、オネエ達には取るべきタマが無いので元々破綻していたと言えるだろう。
だが、それ以上に八っつあんに勝ちをプレゼントしたいという皆の真剣さ、故の熱、痛いほどの想いを感じていた矢沢にとって、キャラの維持などもはやどうでもよいことであった。
そして開幕。
冗談と情熱の間の異様な空気
これはオネエJAPANにも確実に伝わっていたらしく
普段は口数でも我が軍を圧倒するオネエJAPANですら、あまり喋ることはなかった。
合同チャットの戦略上の特異点
こちらの作戦もあちらの作戦も声に出した時点でバレバレになると言う点。
例えばこちらが
「防御薄い!!戻って!!」と言えば
向こうから
「はぁーい!!戻るわよぉ〜!!」と言いながらオネエが集って来る。
これを防ぐ為に血盟チャットでの指示出しにも挑戦した。
初動も過去のオネエJAPANの試合運びを観察し、対策を練った。
結果として序盤は五分五分、否、キルデス差はきのたけ軍が勝っていたし、このまま持久戦からの死なずとも復活が遅くなる要塞大戦のルールを利用した一刺しを決める予定であった。
端末を握ったその両の手からは滴るほどの汗が吹き出し、逆に発するべき指示は緊張からうまく出てこない。
斯くも緊張したのはいつぶりだっただろうか。
思い返せば反省点だらけだ。
その一つ一つが起因したのだろう。
いつしか持久戦は防戦一方となった。
なおもカウンターを狙い続けるも、オネエJAPANの熟練の技と毒牙は我々を少しずつ犯していく。
思い通りに動けない悔しさ、情けなさ。
真綿で首を絞められるような苦しさのあまりに矢沢は残りの試合時間すら見えておらず…
まだいける。
まだチャンスはあると繰り返す脳内とは裏腹に
30分の刻は過ぎ去っていた。
結果、フルマッチの刻印秒数負け。
最後の聖物が敵軍に染められるお馴染みのあの演出が流れた瞬間に、僕の目からは一筋の涙が溢れていた。
悔し涙を流したのはいつぶりだろうか。
こみ上げてきた言葉は自軍は向けてのごめんなさいだったが、皆の本気の様を目の当たりにしてその一言は言うなと矢沢がささやいた気がしたので、涙と一緒に悟られぬようにそっと拭った。
そして溢れたのは
そんな動揺を誤魔化す「あぁ〜」という僕自身の情けない声だけだった。
その有様は例の如くカル美姐さんのビデオ
通称カルビデオが映し出している。
タイトルでも真剣だと断っているように、正直いつもの合同VC要塞戦よりも客観的に見れば話していることは面白みに欠けるはずだ。それはそこにあった熱の証左である。
〜ReBirth〜
清々しさもあった。
いや、その殆どが清々しさであった。
敵味方全員が相手の全力を全力で称え合った。
冗談みたいなルールの元で執り行われた本気の闘い。
さて、ここからはお待ちかね。
改名式の幕開けぞ!!
そんな仕切り直しの言葉をほんの少しの悔しさと一緒に吐き出したその刹那に異変に気がついた。
アジトに見覚えのないオークがいる・・・
その名は・・・
☆給食当番☆
矢沢エエ乳との心中を決めていたのは八っつあんだけではなかったのだ。
ヒジキングもまた心中を心に決めていたのであった。
負けが決まったその刹那の名前変更券使用。
ヒジキングもとい☆給食当番☆の身の振りの早さにどっと合同VCが湧く。
「あんた早すぎよwww」
「ちょっと☆つけて可愛い感じだしてるんじゃないわよwww」
なんなら後程気づいたわけだが、ツイッターの名前もアイコンも変わった。
但し気になるのはヒジキングの垢ではなく、ヒジキングのメインキャラとしての垢が給食当番になってしまっているということだ。
これがヒジキングの散り際であり、その手際の美しさたるや筆舌に尽くしがたいものであり、その面白さはこれから始まる改名祭りの爆笑の渦の起点ともなった。
そして次は八っつあんの番だ。
一応、負けたら我の名前をオネエ達の好きにしてよい。
そんなルールだった訳で、前回の記事にあった通り矢沢エエ乳の改名先最有力候補は【乳歯】だった訳だが、オネエ達も傾奇者。
ストレートに乳歯を持ってくるわけがない。
だが乳歯は捨てがたい。
そんなジレンマの中で八っつあんの名前は決められたのだろう。
「八っつあん・・・今日からあんたは・・・歯乳結弦よッ!!」
VC参加不可の環境にある八っつあんの反応は分からぬものの
VCはもはや爆笑と狂乱の渦に呑まれていた。
矢沢も腹が痛かった。
名前変更券を使ってきた元八っつあん、現歯乳結弦の最初のチャットでの発言は
「はっはっはっ」という乾いた笑いだったのだが
オネエによって
「そこは歯っ歯っ歯っにしなさいよwww」と一蹴されていた。
こうして黄泉返りの八こと八っつあんは死に爆笑と共に歯乳結弦に生まれ変わった。
因みにこれを機にか結弦君は雑コラにも精を出し始め
雑コラまで作り始めたことも見逃せない。
そしていよいよ矢沢の出番だ。
「さあ矢沢の番よッ!!矢沢エエ乳は今日から・・・乳凝り圭よッ!!」
死ぬかと思った。勿論笑いすぎてだ。
涙を流すほどの要塞戦の後に
大の大人が少額なれどお金迄出して飛び切りアホなことをしている状況だけでも不条理で面白いのに、オネエ達のセンスが波状攻撃を仕掛けてくるわけだ。
もう腹筋が引きちぎれるかと思った。
ちなみに歯乳結弦君は
乳凝り圭までも雑コラし始めた。
そして
皆の止まらぬ笑い声の裏にふっと聞こえた一言をオネエ達は聞き逃さなかった。
それは助平の一言
「・・・俺も名前変更券あるんだよなぁ」
オネエ一同
「だったらあんたは矢沢エエ乳Jrにしなさいよッ!!」
助平は「俺だけやっつけかよwww」と突っ込みながらもしぶしぶ名前変更券を使った。
こうして助平さんは死に矢沢エエ乳Jrに黄泉返った。
オネエ達の優しさだろうか。
矢沢エエ乳の名は絶えることなく引き継がれて
そうして初代矢沢エエ乳は思い残すこともなく笑顔で天に召されて逝った。
~あゝ今夜~
こんなにも笑ったのはいつ振りだろうか。
笑いすぎて目頭からはまた涙が零れていた。
結果としてはまた負けた。
そして初代矢沢エエ乳は死んだ。
矢沢エエ乳と極上カル美が出会ったことが既に運命だった。
その運命の歯車は多くのオークを巻き込んで大爆笑の夜に帰結した。
これがオネエJAPANときのたけ連合軍の物語。
そして故初代矢沢エエ乳の物語だッ!!
これより二代目総帥
我、乳凝り圭は修羅に入るッ!!
武者修行の旅にでるのである。
初代矢沢エエ乳の仇討ちの為にッ!!
オネエJAPANよッ!!
いつかの五度目の大戦では貴様らをスケベJAPANに改名してくれようッ!!
然らばッ!!
~DJ今日選んだ曲はちゃんと理由がある 本日の一曲~
理由が分かった人は是非、豆乳首までご一報を!!