昨日に続きの連投だよ!!
豆乳首ゴメスだよ!!
~WARNING~
この記事は下ネタ・笑い所が全く含まれない所謂“らしくない”記事になっています。
また、徒然とありきたりなことを書く長い記事になっております。
いつもの馬鹿記事をご所望の方、及びお時間に余裕がない方はまた次の記事以降でよろしくお願い申し上げます。
~きっかけ~
まずこのブログを始めた理由は過去記事に語った通り
そう。嫁の恐怖政治に対するレジスタンス活動なのであった。
だがこれはこのブログの“テーマ”
ゴメスがブログを書きたいと思った理由はもう一つある。
この記事にはそのもう一つの理由を書き記したいと思っている。
後述の理由でずっとブログを書きたいと思っていたゴメスの背中を押してくれた同鯖の某血盟主(ゴメスはこの人のことをPと称している)に改めて感謝を!!
そしてもう一つ
以下の本編はこのブログを開設すると同時に用意した文章なんだ。
このブログが3000アクセスを記録したら投下しようと下書きしてあった。
なぜ3000アクセスなのか。それはどこかの記事でブログの7割以上は30PV/1日を下回ると読んだことがあったから。
こんな変態のブログなど、良くても世の平均くらいしか目指せないだろうと思ったゴメスは平均を30PV/1日とした場合に100日間続けたら達成できそうなアクセス数を目指そうと思ったのだ。そこを第一目標とした。このブログが3000回、顔も知らない誰かに開いてもらうことができたなら、“こんなこと”を書きたいと思っていた。
まさか、第一目標を1週間以内でクリアできてしまうとは・・・
甚だ日ごろ私と絡んでくれる皆さんに感謝。感謝しかない。改めてお礼を!!
一応、最初に決めたことだから、キャラ崩壊も辞さず思いのままの文章を掲載してみようと思います。
~本編~
そのきっかけとなったのは一人の人物。
リネレボ内で知り合った男であった。
この男に出会うまで、MMO未経験のゴメスは顔の見えない人に対して結構大きな抵抗感があった。故にこのゲームを始めた当初も親友+嫁だけで構成された小規模血盟だったし、その血盟に限界を感じて現在の“白梟の宿屋”に団体移籍して所属してからもしばらくはこの抵抗感を感じていた。(所属血盟に関してはいずれ記事を書いてみたいな)
実はこの豆乳首ゴメスは現在
“白梟の宿屋”で平社員ではあるものの“裏”広報部長或いは“裏”マスコットキャラクターを務めている。なぜ裏なのかといえば、考えれば分かることだが、こんな奴が、こんな名前の奴が外交や勧誘の矢面に立ってしまっては血盟の名が汚れるからであるwww
この抵抗感も良き血盟員に恵まれて薄れつつあった10月も終わりに近づいていたその日、“裏”広報部長としてとあるパーティーで勧誘を試みた。そう、その“きっかけ”の男にである。といっても、ゲーム内での出で立ちは女性なのだが・・・
彼はその時点での戦闘力はかなりの高さ。
彼を引っ張ってこれれば血盟内の日ごろの悪行も多少は許されるだろうと、そんな卑しい気持ちも正直あり、彼が小さな血盟の血盟主であることも承知で軽く声をかけた。
「うちの血盟に来ませんか?全員は無理かもしれないけど、団体移籍も可です!!」
こんな調子だったと思う。
そうすると彼はこんな風に答えた。
「はい。実は今、血盟内のゲーム内の熱量に関して困っていることがありまして・・・」
要約するならば、血盟員の半数以上がトレハンを鬼のように頑張った+微課金(それにしてはすごい戦闘力ではあったが)の彼と比較して戦闘力が半分以下であり、要塞戦もままならないとのこと。ゲームでもなんでも全力に真剣に取り組む自分にとっては率直に言えば少々物足りないのだということだった。
ゴメスはすぐに飛びついた
「だったら血盟内の熱量の高い人と一緒にぜひうちの血盟に!!」
だが彼は即断はしなかった。
彼曰くはこうだった。自分は自分でも情に厚いタイプの人間だと思うし、残される血盟員を放り出すわけにはいかない。一人一人にちゃんと状況を説明して全員を納得させてから、これがきっかけで血盟員の中にゲームをやめる人が一人も出ないような状況にしてからもう一度相談したい。
ゴメスは当然イエスと答えたが、実際期待はしていなかった。
加入できる戦闘力、血盟内のルール、現在の空き枠数等の条件(主たる部分は戦闘力30万以上だっただろうか)を伝え、ちょとした雑談をした後ささやきでのやり取りを終えた。
きっと素晴らしく実直でいい奴なんだろう、だが彼がそうであるが故にどこかで破綻をしてしまう話なんだろうと想像していたんだ。
それから1週間と少し、彼からささやきが入った。
ゴメスはきっと、うまく行かなかったから断りを入れに来たのだろうと思っていた。
だが例の吹き出しマークを押して飛び出したのは
「血盟ダンジョンの開始のタイミングやあまりインしない血盟員に関してはインするまで待って一人ずつ、丁寧に説明をして全員を納得させてきました。簡単には行かなかったし、すれ違う部分の訂正、代理の盟主の策定に時間がかかってしまったけど、なんとか血盟員約20名全員が円満に一部の団体移籍を認めてくれました。数名でお邪魔することになります。これからよろしくお願いします。」
こんな内容だったんだ。
ゴメスは正直目をむいて驚いた。
後々聞いた話ではあるが、彼の血盟員各員に対しての陳謝は相当なものだったようで、本当に一人一人にお詫びのささやきまで入れたらしい。面と向かっての話だったらば彼は土下座までしていただろうな。
彼にいろんな引き合いがあったろうになぜうちの血盟を選んでくれたのか問うと
「豆乳首ゴメスによる普段のワルチャでの乳ネタテロのイメージと実際話してみた時の真面目さのギャップにやられました」
とのこと。
実はこんな名前でも少しはいいことがあるwww まるでヤンキーが先生になって取りざたされるあれに似ている。
※ちなみに少し話は逸れるが乳ネタテロとはゴメスが思い立った瞬間に“テイルズオブチクビリア”“ジャック=チュパ郎主演、パイレーツ・オブ・カリビアン.com近日公開!!”などといった発言をワールドチャットに投下することであり、ゴメスはこれを【チチチャ】と呼んでいる
そんなこんなで彼は同僚になった。
彼とは移籍の経緯もあって色々な話をした。
その殆どがリネレボ民ならご存知のあの使い勝手の悪いささやきを使用してだ。
お互いの境遇、年齢、仕事、日々思うこと。
酒を飲んで語り合えばものの数時間で話せてしまうことだったかもしれない。
ただ、ゴメスにとってゲームを通して、顔の見えない人とそういうことを語り合うのは初めての経験だったし、何よりそれがとても楽しかった。
男同士でちょっと気持ち悪いがきっと気の合う友達を見つけた、そんな感覚。日課をこなしながら雑談といった感じだった。
話していて飽きなかったのはきっと、ゴメスが彼の生き方にも憧れるところがあったからだろう。
彼は仕事はフリーランス、己が腕と能力で仕事を獲得している強者。
対して自分は会社という組織に守られる一般的(少し変態だが)な人間。
彼はゲームも仕事も何もかも、目の前のことに一生懸命で、一言でいえば“熱い男”。
対して自分は少なくとも仕事は熱心ではなく、ゲームではふざけたことしか言わない、色々なことに目移り(現にこうしてブログやツイッターまでやり始める)する“半端な男”。
ないものねだり、隣の芝はなんとやらだったのかもしれない。
ただ、今まで色々な夢を半ば諦めた自分にとって彼はとてもかっこいいものに思えたんだ。
そんなやり取りをしながら約1か月間。
血盟内にも当時、鯖内でも指折りの強プレーヤーの移籍やより効率の良い血盟運営に関しての試みなどがあり、不安定な時期であったのだが、実直で情熱的な彼はそんな問題にも真摯に発言をしてくれた。血盟員たちも戦闘力が強くて頼りになる、人間想いなのがゲームを通して伝わってくるようなそんな彼に信頼を置いていた。新しくできた幹部の枠に彼を推薦する声も大きかった。
年末も近づいたある日
仕事終わりにいつも通り、ゲームを立ち上げた途端、ゴメスの目飛び込んできたのは血盟チャット内での彼の発言
「この度、急に仕事に大きな転機を迎え、自分にとって大きなチャンスがやってきた為、ゲームが出来る状況じゃなくなってしまいそうです。自分は本気でそのチャンスに向き合いたいから、このゲームをやめます。この血盟の皆さんには本当にお世話になりました。本当に申し訳ないですが、本日を以て引退します。ありがとうございました!!」
あまりの衝撃に血盟チャットよりも先に彼にささやきを入れる。
「根掘り葉掘りと聞くつもりはない。これだけ聞きたい。もう戻っては来れないのかな?」
彼は
「ゴメス君本当にごめん。今日急に決まったことなんだ。俺、どうしてもゲームには戻れない。」
その一言だけでゴメスはきっと彼が、苦渋の決断をしたこと。大きな人生の転機が彼に訪れたことを察した。
「わかった。天晴であるよ!!きっと大きな人生の転機が来たんだ。もう聞かないよ。ゲームは人生という大きなもののほんの一部に過ぎない。あなたの人生がこれから大きな変化を迎え、前に進んでいくのならば俺は応援するだけだ!!ただ顔も見えないゲームを挟んだ日本のどこかから君を応援するまでさ。」
今からもっと面白くなると、友達が一人増えたと喜んでいた自分にとってはこれが精一杯の強がりだった。
連絡先の交換ならば本来は何とでもなった。ただ、彼はゴメスのそれを聞いてこようとはしなかった。彼はこのゲームをすごく気に入っていたし、ゲームで知り合った人間とやり取りをするときっとまたプレイしたくなる、決意が揺らぐ。彼の一本気で一生懸命で、本気になるとだれも止められない性格を見てきたゴメスには、そんな理由が想像された。故にゴメスも彼の連絡先を訊くのはやめた。
「たかだか“ゲーム”とたかをくくっていた。あんたと知り合うまでは。本当にありがとう」
そんなゴメスのささやきの返事に彼はこんな風な返事をくれた。
「ゴメス君がこのゲームの中で知り合った一番素敵な人でした。俺、なんでも本気だからさ。“たかだか”ゲームなのかもしれない。でもこんな風に知り合えたんだ。ゲームも馬鹿にならないね。ありがとう。」
大の大人が恥ずかしい話だが、ポンコツタブレットを目の前にさめざめと泣いた。
嬉しさも、寂しさも含めて涙が零れた。
件の嫁もこういう時は優しい。馬鹿にせず、ただ黙って居てくれた。
彼はこんな風に続けた。
「今は涙が止まらないけど、俺は挑戦してくる。」
彼の強い意志に応えるべくゴメスは
「挑戦に疲れたら、Google先生に豆乳首ゴメスって打ってみてくれよ。今ツイッターを始めたところなんだ。ゲームに限らず馬鹿なことを発信したいって思ってる。いつか、もっと先の時間で構わない。挑戦に区切りがついてからで構わないから、また良かったら覗いてやってくれよ」
そんな風なことを返したんだ。いつか彼から連絡がくるんじゃないかって期待を込めながら。
最後のささやきはゴメスの
「然らば!!互いに良き人生を!!」
この一文で止まっている。
~おわりに~
そう。そんなこんなで、サーバーから飛び出して、色々な人を巻き込んでしまうプレイスタイルを始めた。Twitterはとても優秀なツールだけど、発信したことがリアルタイムに流れて行ってしまう。もっと確かな足跡を残したいと、ずっとストック型の媒体、即ちブログをやりたいと思っていた。
そうして始めたこのブログは、新しくできた“顔の見えない”友達たちのおかげでゴメスが最初に掲げた目標をあっけなくクリアした。
もしかしたら目標の設定がおかしかったのかもしれない。
でも達成は達成だ。
区切るのにはあまりにも早すぎるけど一つの足跡としてこんな文章を投稿してみようと思った。
まだまだ語りたいことは山ほどある。だがキャラ崩壊も甚だしいし何より柄じゃない。
臭い自分語りはここまでにしよう。
最後に彼に送りたかったこの曲を貼って終わりにしよう。
語り尽くせないことはこの曲が語ってくれるだろう。
この曲はいずれ、彼にならって私ゴメスも新しい挑戦を始める時、すなわちこのブログを辞める時にもう一度貼り付けようと思う。“豆乳首ゴメス”を辞めることを決めた時にもう一度聴こうと思う。
本題のこのブログを始めたもう一つの理由
それはもしかしたら見ているかもしれないあの人にゴメスはゴメスなりの挑戦を見せつけること。ゴメスの挑戦とはありとあらゆる手段を使って友達を作る事なのだ。
そして新しく増えた“顔の見えない”友達たちよ!!本当にいつもありがとう。
顔が見えなくても構わない。街ですれ違った知らない彼がゲーム内の彼かもしれないってなんだか素敵じゃないか。
なんだかしみったれた文章になってしまったが
彼が最高だったと言ってくれたこのゲームを、一番素敵だったと言ってくれた“豆乳首ゴメス”を辞める気なんてさらさらない!!ゴメスが挑戦するべきことはまだまだゴメスの眼前にある!!
さぁ!!変態に戻ろう!!
ここまでこんな長い文章を読んでくれた君。本当にありがとう!!
それはある意味では変態だと思うからさ。
ゲームでもツイッターでもブログでも、ツールはなんでもかまわない!!
さあ、豆乳首ゴメスと変態友達になろうぜ!!
然らばッ!!