どうも！！
乳ナップルでパイナップルと読めないかな？とか
パイニップルの方がいいかな？とか
いやそれならいっそ
乳ニップルの方がいいかなとか
いやそれ原型なくなってるじゃんとか
そんなことを考えていたら
電車を二駅乗り過ごしました。
どうも！！
筑前煮にパイナップルは無し派筆頭の豆乳首ゴメスです！！
今日は落し物をした話をしよう。
〜失ってから気がつく大切さ〜
4月18日午後14時過ぎ
Twitterやリネレボやらをやってちっとも仕事をしないゴミ社会人リアルゴメスは食事をとっていた。
某回転寿司チェーン
こんなどうでもよいびっくらポンが当たるくらいなら一回くらい強化成功しても良いだろとぼやきながら、とうもろこしの天ぷらに挑戦し美味しいけど胃袋的に蛇足だったなと反省をしつつさぁ召喚石ダンジョンでも消化しておくかと、いつもの携帯端末に手を伸ばした。
無いのである。
普段はポケットの中で元気よく狩りをしているあいつが居ないのである。
折しも会社を出る直前
エリートダンジョンへの放置を完了し、この日は駐車場がない場所への営業が多くバイクに乗り込み、時間がないからと飛び込んだ回転寿司を出た瞬間の出来事。
即座に店舗に戻るもその姿は無し。
「…これはやってもうたな。」
本能でそれを理解したゴメスは即座に電話をする。社用携帯から我がメイン携帯への緊急生存確認。だが残念ながら電波が届かない場所にあるとのこと。
従って残された手段は携帯キャリアを頼る形のみ。不安を抱えながらもやむなくコール。
携帯大手キャリア某社のカスタマーセンターへの通話は思いの外スムーズに繋がった。
〜攻防〜
「お電話ありがとうございます。こちらD社お客様サポートセンター、担当の吉田(仮名)と申します。」
印象の良い優しい声音の女性が電話に出てくれた。
ゴメス
「携帯を紛失したようでして、追跡サービスを利用できませんか？」
勿論向こうも百戦錬磨だろう
電話番号、ネットワークID、その他必要情報をスムーズに聞き出してくれた。
吉田
「只今追跡中ですのでしばらくお待ちください。」
その間色々と質問をしてみる。
Q.追跡信号は現在時刻のものか？
A.その通りであります。
Q.先ほど紛失携帯が不通だったが問題はあるか？
A.電源が入っていない場合、追跡はできません。その場合は検索不可と出るため、電源が入ってないことは把握可能です。
Q.検索範囲の誤差は？
A.100m以内であることは確実で、住所ベースで検索しほぼ番地まで特定可能。但し高低差は分からないため、高階層のビルなどは探しにくいです。
そして検索結果が出る。
吉田の口から伝えられた住所は…
なんと私の現住所であった。
ゴメス
「えっ！？そんなわけないやん。」
思わず敬語も忘れて口走る。
吉田
「いえ、只今検索結果としてはっきりと出ており間違いはありません。お家を出られてすぐ落とされた可能性も…」
狐につままれたような感覚に陥る。
ゴメス
「いや、30分ほど前に会社で放置したのでそれはないかと。」
吉田
「放置されたんですか？？でしたら会社にあるんじゃないですか？」
バカなことを言ってしまったと気がつく。
ゴメス
「あ、あ、あっ。すいません。リネ…あ、いや。ゲームをですね。携帯ゲームを全自動で放置したと言うか…」
素で恥ずかしいことを言ったことに激しく動転していた。
吉田
「会社でゲームをされていたのですね？」
…わざわざ言わなくて良い。
ゴメス
「あ、はい。恥ずかしながら。あ、でも、全自動なんで…あ。そうです。それでそれを自動にしたままポケットに入れて職場を出たんです。」
これもわざわざ言わなくて良い。
吉田
「お住まいと職場の距離はどれくらいで？」
やっとまともな軌道に戻る。
ゴメス
「地下鉄駅にして10駅程。今朝家を出てから、家には戻っていません。」
そしてここで吉田は衝撃的な結論を出す。
吉田
「それは思い違いではありませんか？例えば昨日の記憶と混同していたりだとかは、他のお客様でもよくある事例です。そもそも持ち出していなかったことを紛失と勘違いされるんですよ。」
まるで統合失調症の症例のような説明だ。
ゴメス
「いや、それはないです。携帯を視認した時の状況も全て説明できますし、現在時刻から逆算してまだ30分ほど前の出来事です。」
吉田
「一度ご自宅をお調べになられてはいかがでしょうか(半ギレ)」
あんなに優しかった吉田さんの感情の動きを感じ取ったゴメスはしばしば引き下がり、控えていた営業を手短に済ませて一路バイクで自宅へ立ち寄る。
幸い次の営業先へのルートからさほど離れない。
〜自宅にて〜
御察しの通り、無いのである。
充電器の先にはもちろん、布団の中、台所、周辺道路、お風呂まで。
山崎まさよしだってこんな所にあるはずないと匙を投げて探さないレベルの場所まで確認したがないのである。
吉田にクレームだ！！
そして社用携帯からコール。
「永らくお待たせしました。こちらD社お客様サポートセンターの山田(仮名)です。」
ゴメス
「先ほど同じ電話番号で携帯の紛失を問い合わせ、自宅周辺にあるとのことだったのですが有りません。担当は確か吉田さんだったかと思いますが、もうその件は構いませんのでもう一度調べてもらえませんか？」
自動音声ガイダンスによればサービス向上のために録音されているとのことだったので、わざわざ名前を出しておいた。
山田
「大変申し訳ございませんでした。改めてお調べしますので…」
本当に大変申し訳なさそうだったので好感が持てたのだが、つい先ほど聞き出された端末情報をまた同じ手順で伝える。
そして山田の口から衝撃の一言。
山田
「ゴメス様の携帯電話ですが、つい先ほど◯◯警察署から連絡がありお預かりしているとのことでした。受け取りに必要な受理番号等をお伝えするのでメモのご用意をお願いします。」
苛立ちを抑えてメモに徹する。
悪いのは山田ではない。吉田だ。
一通り聞き終えたので質問責めにした。
なぜ自宅が現在地として検出されたのか、私が◯◯警察署付近で落としたのではなく僅かの間に自宅から何者かが持ち出して警察署に届けたのか、俺は幻想を見ていたのか？
山田はその度に謝ってくれた。
質問をしたのは別に怒っていたわけではなく、気持ちが悪かったからだ。
実際ゴメスの記憶の通りに紛失の直前まで電源が付いていたのであれば、なぜ自宅が検出されたのかは全く分からないとのこと。
恐らくは移動中にポケットから落下したのだ。そもそも無くさなければこんなことにはなっていない。吉田のことは「会社でゲームしてたんですか？」と余計な一言を言ってきたこと以外は許そう。
またもや手短に次の営業を済ませ、警察署に電話。担当者曰く携帯カバーにお金も入っていたとのこと。携帯自体は少し割れが認められるとのこと。
ああ、一度財布を自宅に忘れて以来、入れていたあのゴメスのエキスを大量に吸って萎びてしまった夏目漱石のことだな。
全く優しい人もいるもんだな。もともと割れは少しあったし、防護用のガラスシートに割れが入ったかカバーに擦り傷がついた程度だといいなと、淡い期待を胸に警察署に赴く。
〜会計課窓口にて〜
指示された窓口に直行。
夜に新人の顔見せ的な取引先との飲み会が控えていたこともあり急ぎ足。
髪をかきあげ事務的に必要情報を伝達。
我ながら格好つけてる風に見えないか多少心配をしたが、何せ時間がない。
窓口担当者の胸元には前田(仮名)という名札。
年はゴメスとそう変わらない感じの警察署には似つかわしくないと言っては語弊があるかもしれないが、そんな感じの美人だった。
前田
「こちらの携帯で間違いありませんか？」
こんな様子で我が麗しの携帯のご帰還だ。
ゴメス
「間違いないです。あと、先程の電話で千円札も入っていたと聞かされて、それにも手続きが要ると聞いたのですが…」
前田
「あっ。はい。お手数ですがこちらの遺失物物品表に現金の欄があるのでそちらと…あとお名刺も預かっているので携帯と別欄にお名刺とお書きください。」
ゴメス
「…名刺？」
しばらくの静寂の後
マズいッ！！マズすぎる！！
あのケースに入れていた名刺はただの名刺じゃないッ！！
これであるッ！！
(表面)
(裏面)
そもそも何がマズいといえば
担当の前田がそれを名刺と認識をしていることである。
同サイズの厚紙製であれば、例えばポイントカードであってもおかしくないのである。
それを名刺と断言したからには、ほぼ確実にこの内容まで視認している。
そしてさらにマズいのは
この名刺…自分で言うのもなんだがちょっとオシャレなのである。
白梟の宿屋名刺政策委員会会長nanot神による作品なのだ。
つまり…悪ふざけで作った訳ではなく、真剣に作っていると認められる可能性が非常に高い。これが例えばおっぱいがデカデカと書かれたアホみたいな名刺だったらば説明せずとも冗談の類だが、ちゃんと名刺として機能するものとなれば、客観的に見れば真剣に、社会人として、豆乳首ゴメスと名乗っていると思われたに違いない。なまじ血盟名が"白梟の宿屋"である。ゴメスは日本有数の観光都市在住なのだ。いかにもありそうなのである！！
すなわち…思われていたと言うことだ。
来訪時から。
警察署の自動ドアが開いた瞬間から。
恐らくは窓口の向こう側にいる全ての人間に。
例の変態が来た、と。
さっきまで事務的にこなしていた口調は更に色を無くし、死んだ魚のような目で応対するゴメス。
遺失物物品表だとかいう紙に連絡先やら何やらを明記していく。
前田
「あ、お名刺の枚数も書いてください。」
ゴメス
「5枚ですね。」
前田
「いえ、2枚です。」
減ってるーーーーーーー！！
既に最悪の事態だと思ってたのに追い打ち来るぅーーーーーー！！
恥ずかしさのあまり脳味噌がとろけて鼻から垂れ落ちそうだ。
最早アヘ顔。
この世の終わりくらいにアヘ顔。
もうアヘ顔を隠す気もないまま更に手続きを進めるアヘ顔サラリーマンゴメス。
前田
「身分証の提示が必要なのですが、何かございますか？」
まだ死体蹴るぅーーーーーー！！
前田
「あ、免許証ですね。はい。では、こちらが携帯…こちらが現金…」
引き出しから出しては指差し確認を欠かさない。プロの鏡である。
前田
「あとこちら…がッwおwww名www刺www」
わろてるぅーーーーーー！！
プロ失格ぅーーーーーー！！
デデーン！！前田！！アウトーーーー！！
そんなこんなで携帯の奪還劇は終わったのであった。
〜脱出〜
もうまともに口も聞かなかったわけで。
私の秘密が流出したのは無論のこと、警察のお姉さんまで笑いを漏らす未曾有のバイオハザードなわけで。
ゾンビもびっくりの顔色で警察署を後にしたゴメスは隣のコンビニで一服ってもんです。
平穏を取り戻そう。
そうだ。携帯、少し割れてると言っていたのだった。
確認せねばと
ポケットに手をやり
いつもの場所にそれがあることの安心感を噛み締めご開帳。
割れてるぅーーーーーー！！
盛大に割れてるぅーーーーーー！！
これでもかってくらい割れてるぅーーーーーー！！
もう北斗の拳レベル。
いや、俺の名を言ってもらっちゃまた豆乳首で騒動起きて困るんだけどジャギやケンシロウもビックリ
9発撃たれてなお死ななかった50セントもビックリ
可能な限り現状復帰してこの様子ですッ！！
実はこれでも中身は生きてまして、上部にある充電の時などに光るランプがウルトラマンの胸のタイマーのように点滅してたのですが…
今朝ほどけたたましいアラーム音を発して、次第にアラーム音がブボボボボというノイズに変わりまして、その後この世を去りました。
恐らくは毎日鳴る設定だった強力目覚ましさんが作動したのは良いものの、その音圧に耐えられずに逝ったものだと思われます。
さようなら。私の携帯ちゃん。
明日には新しい体に生まれ変われるからね。
〜と、言うわけで〜
紛失したのは名刺3枚と携帯の命
代わりにたかだか千円だけど、それを奪わなかった人の優しさに触れられたわけで。
実は豆乳首名刺
メールアドレスのchikubikorinkorin@snowyowl.jpはもちろんフェイクだしCPは結構前の数値だし、というかそもそも一般的な人ならなんの名刺かもわからないし、なんならリネレボプレーヤーでも名刺作ってる人なんてそんなに居ないと思うわけで、実際リアルにつながる情報はほとんどないのですが・・・
たった一つだけ真実の情報があります。
一番下の@mamechicbi
これだけはゴメスのマジのツイッターアカウントです。
ですからゴメスは千円は引き抜かずに、名刺だけ3枚持って行ってくれた心優しい拾い主さんをツイッターで探すことにしました。
本日
— 豆乳首ゴメスand乳凝り圭 (@mamechicbi) 2019年4月18日
携帯(リネメイン端末)
名刺、千円を紛失しました
心優しき人の届けにより警察署にて無事回収
端末はショットガンで打たれたような無残な姿ではあるがお金まで帰ってきて感謝…
なのだが…5枚入れていた名刺が2枚に減っている…
豆乳首名刺をお持ちの方
お礼したいので連絡下さいwww#拡散希望 pic.twitter.com/QiHkV0sXev
警察署の情報によると拾い主様は男性。
スーツ姿の御人。
情報はたったそれだけ。
手元には恐らく3枚の豆乳首名刺。
これもリネレボが結んだご縁です。
良かったら仲良くなりましょう。
連絡お待ちしておりますッ！！
そしてこの記事を読んでくださった皆様にお願いしたい。
ゴメスの携帯は何故紛失信号が自宅から発信され
これだけ画面をバラバラに粉砕されながらケースが無傷なのかという謎を究明願いたい！！
そして、警察署でオーバーキルされて、このスマホよりもバキバキにされてしまったゴメスの心を癒してほしいッ！！
ちなみに飲み会には間に合いました。
嫁に見せた所
「あぁぁぁぁぁ今夜は酒がうまいッ！！」
とのことでした。
然らばッ！！
またよろ乳首～～～～～～～！！
～DJ山崎まめよし本日の一曲～
