さて、今回は皆様にご報告差し上げることがございます。
なかなな時間が取れずに、急いで書いているので乱筆乱文ではございますしいつものしょうもないご挨拶分も今回ばかりは割愛しますがご容赦頂ければ幸いです。
ご報告
先日の記事から随分間が空いてしまいましたがその間に一つ決めたことがあります。
私豆乳首ゴメスの妻であり、天敵であり、最大のライバルである嫁PERINAが長らくお世話になりました白梟の宿屋を卒業することに致しました。
僕自身はこの言葉にあまりしっくり来ていませんが、界隈でよく言われる言葉に変換すると隠居と言うことになるかと思います。
PERINAが今までのリネレボライフのほぼすべてを過ごした白梟の宿屋を卒業することにした経緯については、私ゴメスの目から見た話でも語りたいことは山々ではございますので少々かいつまんでお話出来ればと思います。
私、ゴメスはもともと旅行業に従事するサラリーマンだったのですが、あの忌まわしきコロナウィルスによって業界全体に大打撃を受けまして、それをきっかけに転職致しました。折しも、第一子の誕生も重なりまして、自分としては“やむなく”転職し、転居したわけでございます。
嫁のPERINAと私は社内結婚だったために、当然ながらPERINAも同じ状況、いや、出産直後から、乳児を育てながら新しい仕事と環境に適応するというエクストリームリィハードな状況だったんですね。
幸いにも転職先でも人に恵まれ、結果として一つの夫婦として最たる目的である家族を守るという目的の達成自体は叶っておりますが、何不自由なくと申し上げますと語弊があります。
何が不自由って
リネレボやる時間ねぇよって話です。
前職はもう10年も働いていた職場ですし自分の時間を作ることも出来た上に、移動も主には公共交通機関、辞める直前で言えばコロナですげぇ暇だし子供もいないしでして時間はいくらでも使えたわけなんですよね。
それが今や
朝6時台に起きて保育園の送迎、ゴメスも嫁も移動中、仕事中は携帯を触ることが出来ず、慣れない仕事でへとへとになりながら帰宅。夕食やお風呂など家族全員揃う一番大切な時間を過ごしてやっと21時台には子メスを寝かしつけて、そこから家事も済ませて…
PERINAの場合は、思いつきでフルマラソンの大会に申し込み、練習もなしに参加して平然と帰ってくる体力おばけなので、ゴメスとは違ってそれでも白梟の宿屋の主たるメンバーとしてここまでやってきた訳です。
仕事もリネレボも100%で取り組みたいという嫁の想いを叶えるべく、ゴメスはポンコツながらバックアップして来たつもりではありました。とは言え専ら簡単な家事をしたらあとは豆乳首子メスくんと遊んでいるだけなんですけども。
そんなこんなでリネレボ内では成長が止まった豆乳首ゴメスくんを尻目に現実世界の豆乳首子メスくんはぐんぐん成長して、生まれてすぐの頃はPERINAが片乳放り出して咥えさせながらリネレボをすれば良かったのですけれども、今となっては立派に肉芋虫状態を卒業して一人の人間としてコミュニケーションをはかるようになりました。
もう彼も2歳になります。
体力の自転車操業を繰り返し続け、嫁も既に限界は超えていたのかもしれません。
或いはゲームをしながら子供と会話することによって、子供に対して全力で向き合えていないという罪悪感もどんどん大きくなってきていたのかもしれません。
そこにさらに輪をかけて彼女の能力を評価してくれたのか、新たな職場で新らしい役割についての打診があった模様。
具体的には5月からもうほんの少し勤務時間が伸びることに。
仕事も育児も遊びも100%が理想の彼女。
ほんとに人の3倍くらいの体力があるからここ300%で対応してきましたが、いよいよそれでも全てに100%を返すことは難しくなりました。
それにほら、リネレボの血盟運営ってなんなら仕事かよってつっこみたくなるレベルの大変さじゃないですか?
ただの遊びなら適当でもよいのだろうけど、血盟運営ともなれば話は別。例えば大事な局面で寝落ちしてしまったら何十人と迷惑がかかるわけです。
あんまり言うべきじゃないことは分かっていますが、ここまで何度か嫁は涙を流しながら自分の葛藤を僕に吐露しました。
本当はまだみんなと遊びたいけど、それには時間や体力が足りないこと、かといって血盟に籍だけ置くようなプレーヤーにはなりたくないこと。
僕は血盟の運営を誰かに任せて降りればよいのではだとか、血盟そのものの規模を縮小すればよいのではだとか色々なことを提案しました。
でもPERINAって半端なことは出来ない性格なんですよね。
少なくとも二人で確認しあったのは、第一優先は家庭であること。
リネレボが家庭や子育てと干渉するならば素直に諦めようということだけでした。
そして今回のチャレンジカップが終わって、嫁は口にしました。
「そろそろ終わりにしなあかんかな」
本当はもっともっと早くみんなにそれを伝えたかった。
運営の引継ぎなどのことも考えれば段階的に少しずつリネレボにかけるウェイトを下げたかったのだと思います。
だけど血盟員の色々な動きがある大会前後の時期で、彼女は自分の話をなかなかできずにいたようです。
「もっと早くに、もっと上手にみんなに伝えたいのにな」
そんな風にポロポロと泣くものだから僕もいてもたってもいられずに自分にできる方法としてこんな風にブログにつらつらと状況を書いている訳ではあります。
実際、そんなことくらいしかできないことはゴメスとしても歯がゆくはありますが・・・
「リアルの環境に大きな変化があった為、リネレボを卒業します」
例えばそんな人のツイートを今まで何度も目にしました。
リネレボを始めたころは、もっと君と遊びたかったのにだとか、まだやめないでくれよだとか思っておりました。それが知らない誰かだとしても。
それがいつしか、一緒に遊んだ仲間でも、いや一緒に遊んだ仲間だからこそ、仕方ないよね、リネレボをやめたって別に人と人の繋がりが切れる訳じゃないと思うようになっていましたし、今もそれは全然間違いじゃないと思っています。
でもそんな数多の卒業や引退宣言の裏には
当人にとっては「仕方ない」では済まないような経緯がきっと同じ数だけあったのだと僕の嫁を見て思い知ることとなりました。
そして物凄く我儘だけど
僕の嫁が白梟の宿屋をやめて、俗にいう隠居みたいなことになるのだとして、それをたった一言の「仕方ないよね」で済ませたくないから、僕はこうして彼女がその結論に至った経緯を書きました。
思えばもう6年近く前
僕と友達3人で何かハマれるゲームはないか?と始めたリネレボに無理やり付き合わされた僕の奥さんは当初は僕に騙されながら訳も分からずゲームをしていたのに、いつしか白梟の宿屋という立派な血盟のリーダーとなりました。(片や一時は白梟の宿屋の副盟主を務めていたはずの旦那の体たらくについては触れないでください)
恐らく、彼女は僕よりもずっとずっとリネレボを愛しています。
そんなリネレボを犠牲にするからこそ、「仕方なく」じゃない形にしたい。
PERINAが大切にした大好きな時間を、家庭という別の大切な時間に充てる決断をしたのだから僕も全力で応えたい。
だからゴメスも一緒に白梟の宿屋を旅立つことにしよう・・・
或いはもうリネレボを終わろうと思っていました。
前の記事からリネレボの終活について書こうとし始めたのもそれが原因です。
いつだって具体的に決めていたわけじゃなくても、かなり近い段階でPERINAというキャラクターの存続が難しくなるということくらいは分かっていたわけですから。
そしてPERINAが隠居を決めてから数日考えて・・・
やはりゴメスの終活はまだ終わってないなという結論に至りました。
僕の終活が終わっていない理由、ひいてはまだ僕がリネレボをやめない理由、白梟の宿屋に残る理由は列挙すればキリがありませんが、その中で一番のものだけを言語化してみたいと思います。
それはTake-Cというプレーヤーの存在。
過去の記事を読んでくれた方は覚えていらっしゃるかもしれません。
Take-Cはもちろんリネレボの中で知り合って僕を人生初のオフ会に誘ってくれた人物で、僕の大親友になって家族ぐるみの付き合いをしてくれた人物です。
2021年1月に天国に旅立ってしまいました。
先日は3回忌、遺影の中のタケさんは変わらずイケメンのままでした。
詳しい話は良ければ過去の記事を読んであげてください。
ゴメスもTake-Cも当時から白梟の宿屋の中でも弱い方で、二人でよくこんな冗談を言い合いました。
「俺たち、滅茶苦茶弱いけど最後まで辞めなかったらさ、俺たちが最強ってことや!!」
「せやせや、過去の最強プレーヤーよりもワイの今のCPの方が高いしな!!」
「俺たちは最強を目指すぞ!!」
正直に言います。
これが僕のリネレボを辞めない最大の理由です。
義務感や儀式的なものではなく
ただなんとなく、あの冗談めいた約束を実現してやったらタケさん笑うだろうなって。
でも今もしタケさんが居たら
「あーもうトップ2億やん、無理やわ・・・ゴメス・・・諦めよか・・・」
なんて言いながらあっさり少なくとも最強の座は諦めたことでしょう。
タケさんの為にリネレボを続けている訳ではないし、リネレボを辞めたとしてもそこに居たTake-Cを忘れる訳でもない。
でもね、白梟の宿屋ってね、課金もそこそこに中堅血盟として頑張ってやってきててさ。チャレンジカップなんかでも満足できる成績残しちゃってさ。
正直、ログインもままならんようなゴメスなんてお荷物のはずなんだよ。今回はチャレカもでれてないしさ。
でもさ、Take-Cもまだここにいるんだよ。
みんなが分かってくれて、みんなの厚意のおかげでね。
もう2年も、ゴメスの我儘聞いてもらってここに居させてもらってたんだよね。
実はこの記事を公開するタイミングでもこのままゴメスとTake-Cを血盟に残してもらっていいかということについて同意を得ていません。
でも聞かなくても良いって言ってくれるのは分かるし、今更PERINAは卒業しなきゃだけど俺も抜けた方がいい?とか聞くのも野暮だ。
だから勝手にゴメスは居座ることに決めました。
多分ログインするのもやっとのレベルではあるけれど・・・
何はともあれ僕はTake-Cのこと、放り出して辞めるわけにはいかないって思った。
Take-Cに言わせたら
「そんなもんただのデータや!!家庭大事にしろ!!」って怒るかもしれないけどさ。
別にいいじゃない。
家庭の為に大好きなリネレボをやめる嫁が大満足なくらい立派な夫をやりながらさ。
それでも余った時間で白梟の宿屋のみんなとちょっとだけ遊ぶだけだもん。
まぁ問題はそこじゃなくて・・・
リネレボの時間的な負荷があろうがなかろうが
ゴメスは嫁が満足するような夫になれはしないということなんだけども・・・
まぁそれは別にいいじゃない!!
そしてもう一つだけ言いたいこと。
実は僕はこのブログの真の目的を果たしてないんだ。
皆さんは覚えてくれていますでしょうか?
・・・このブログの真の目的は嫁に戦闘力で抜かされたことの腹いせと報復です。
ブログを始めた当初の僕なら今の状況でこう言ったでしょう。
「PERINA隠居!?千載一遇の大チャンスッ!!!!」
ここまで言えばみんなわかると思います。
あの憎きPERINAを殺せるかもしれないんです。
もう5年間も負け続けてきたゴメスがついに勝てる日が来るかもしれないんです。
だからゴメスの終活の方向性は決まりました。
初心に還ります。
嫁はここまで書いたことを理由に白梟の宿屋を卒業します。
僕は今までも家庭と仕事を優先してリネレボや白梟の宿屋の活動をろくにしないままで居ましたが、それを継続します。血盟にとってはきっと迷惑だけど。
仕事と家庭だけで僕の予定はほとんど埋まると思うけど
ほんの少しの隙間の時間はもう少しだけこの世界に、この血盟に居させてください。その間に僕の終わり方を考えるから。
その時間を使って・・・いつかPERINAを殺すから!!
・・・やっぱ無理かも
とまぁここまで色々なことを書きすぎて取っ散らかりましたけれども
4月29日(土)夜
長年白梟の宿屋の頼れるリーダーを務めましたPERINAが卒業致します。
本人の希望もあって最後の要塞大戦をみんなでワチャワチャやりたいと思います。
僕は見送る側の立場として彼女を血盟員のみんなと一緒に見送ります。
なんだろう。
ほんとに仕事の都合なんかも重なってさ、急な話でこんなことになっちゃって。
実はまだ全然実感湧いてない。
自分にとって、多分リネレボを続けてきて一番大きな影響のある変化だけど、その先のことは何一つ想像できない。
ただただ今の僕の想いは
僕の一番大切な人を笑って卒業させてやりたい
それだけです。
その後についてはまたここに書きたいと思いますので
皆様、今後とも是非ともヨロ乳首ッ!!
~DJほんとはもっと言いたいこといっぱい 本日の一曲~