豆乳首ゴメスの嫁レボ!!

L2R ヒンデミット鯖の豆乳首ゴメスが嫁と言う名のラスボスと闘う日々を綴るっ!!

オネエvsきのたけ決着の夜

諸君ッ!!久しいなッ!!

乳凝り圭である。

きのこたけのこ連合皇国きのたけ連合軍総指揮官

大隊指揮官、総統代行こと乳凝り圭である。

 

今回はオネエJAPANきのたけ連合軍の長き宿怨の最後の夜について書いていこう。

 

 

~カル美からの果たし状~

知っての通り我が宿敵である極上カル美が一身上の都合により今回のチャレンジカップを目途にリネレボでの活動を休止、それに伴ってオネエJAPANの活動も同様に休止となるということは知っている人も多かろう。

我らきのたけ連合軍オネエJAPANは幾度となく大戦を繰り返した仲だ。

過去に 概ね15回ほど要塞大戦で戦い14回は負けた。

 

 

そしてカル美から果たし状がやってきた。

チャレンジカップの前に一戦やりましょう。

内容はとてもシンプルなものだったし、我もそれが訊くまでもない当たり前の事のように思えたのでただシンプルに嗚呼やろうと返事をした。

 

最後だから華を持たせるつもりなどもちろん毛頭なく

こんなツイートまでして外国人助っ人を数名呼びつけた。

 

だってここで負けたならばもう二度と奴らには勝てないのだ。

本気で勝ちに行く乳凝りカル美のラストダンス、それは静かに、されど確かにふつふつと煮え始めるかのように始まった。

 

 

~オネエに鉄槌を~

勝つ為には策が必要である。

普段は全くの無策で出たところ勝負の我が軍だが今回は作戦も考えた。

普段大戦の回数を重ねられない我らからしたらば、パーティー単位での細かい動きは無理だ。

デストロイヤー、タイラント、ウォークライヤーの三職しかないのだから職ごとに役割を与え、シンプルに自陣左門から敵左門への速攻を主とした作戦を立案した。

更にはそれに加えた秘策も用意。

出席も取って、人員に問題がないことも確認済。

 

もう勝てるビジョンしかない。

あとはオネエ達の阿鼻叫喚の地獄絵図をなるべく多くの人に見てもらうことばかりを考えていた。

 

そこで用意したのが

このツイート

 

一夜限りの祭りだ。オネエの血で行う血祭だ。

なるべく多くの人に参加してもらうしかなかろうと、ディスコードは完全に公開してしまうことにしたのだ。そしてディスコードには戦場カメラマン哲子による大戦の完全生配信(VC付)まで用意。

リネレボのヒーロー(いや、ヒロインか?)たちが散る様をお茶の間に届ける体制は万全だったのだ!!

 

刻は満ちた!!

 

 

 

 

~そして今しがた闘ってきた~

もうどうしても結論から言う他ない。

何故ならば、我々は我々が用意したその中継システムでそれはもうまざまざと見せつけてしまったからだ。

 

我々が血祭に上がる様をッ!!

 

今更隠せるものでもない。

我が軍は全敗を喫した。

 

 

良かったのは本当の最初だけだったのかもしれない。

きのたけ連合軍のアジトにこれでもかと人が集まり、30人戦ですら人が溢れた。f:id:mamechicbi:20210311175547j:image

この時は思った。

こちらは人員MAXなのだ。向こうが人集めに失敗していればもうそれで勝ちではないか。

況してや30人戦。今や平日の夜ともなればメイン血盟ですら集めるのが大変な人数だ。

今宵は勝ったな・・・そう思った。

思った瞬間に、向こうも同様に人が溢れている様がボイスチャットで伝わってきた。

いや何も悲観するべきことでもあるまい、殺せるオネエが増えたまでのことよ。

 

 

と、自陣のメンバーに目をやると不思議な光景が広がっていた。

右門に群がっている。我は作戦で左門から発つと言ったはずではなかったか。

改めて左門に移動してみるとf:id:mamechicbi:20210311175827j:image

そこには我が軍のミニデコが一人で立っていた。

 

「貴様ら、ところで作戦は読んでたかね?」

返事は

「いえ!!今から読みます!!」

「いや!!長いからやめときます!!」

「眠いです!!」

 

湧き上がる不安は的中し、試合が始まると誰よりも先に我がミンチとなった。

数分後には自陣に小汚いオネエ達が押し寄せきのたけ戦士たちもミンチとなった。


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そう、きのたけ最凶の戦士、歯乳結弦を除いて・・・

 

 

 

~秘技身変わりの術~

だがきのたけ連合軍には二の矢がある。

この時の為の秘策を用意してあったのだ。

 

それは身変わりの術。

今までの暗黙の鉄の掟、乳凝り圭絶対盟主ルールをかなぐり捨てる。

それもオネエたちには内密で。

 

二戦目の作戦はこうだ。

歯乳結弦という我が軍の絶対的エースを盟主に据えて我は囮となる。

我が盟主ではないとオネエ達が気が付いたころにはもう難攻不落の不沈艦と化した盟主歯乳結弦が敵聖物を触り始めている。

オネエ達にはもはや止められない。

そんな作戦だ。

 

一戦目は撮影会だっただの、練習だっただの、いつものように煙に巻いてしまえばよい。

我は「さて練習はここまでにして一戦目の部屋を立てるぞ」と大声で喚きながらこっそりと歯乳に盟主を渡した。もちろん血盟員にも周知していたし、皆もなりはゴリラだが脳みそは色々な意味で少し馬鹿な人間ではあるのでちゃんと黙っていた。

 

だが一つ問題があった。

歯乳は部屋の立て方が分からなかったのだ・・・

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おろおろする歯乳を見ていられなかった我が出した結論は・・・

正直に言うことだった。

不意打ちは叶わないが、それでも歯乳は強い。

我が軍の最大限のパワーをぶつけたい。

カル美はそれを察してくれたのか

「いいわよ、私が部屋を立てるわ」と言ってくれてあっさりと試合が始まり

そしてきのたけ戦士はあっさりと負けた。


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理由は簡単だ。

二戦目の作戦は歯乳盟主で不意打ちする。

きのたけ戦士はそこまでは理解していたのだ。

だが不意打ちをするという要素がなくなってしまい、きのたけ戦士は何をしていいのかが分からなくなってしまった。

なんなら立案者の我も分からなくなってしまった。

そしてオネエ達は歯乳を狙い撃ちにしたのだ。

身変わりの術は成功した。

が、それは乳凝りの代わりに歯乳が死ぬという文字通りの身代わりであった。

 

 

~アルティメットバーリトゥードルール~

きのたけオネエの試合にはもう一つ暗黙の了解がある。

それは試合前にバフやSSなどの取り決めなどは面倒だから行わない。

ましてやハンデなど貰って勝っても嬉しくもなんともない。

だからこそ勝つ為になら何でもしてよいという究極のルールだ。

 

 

三戦目は新要塞マップでやりたいわね、とどこぞのオネエが言い出したものだから始まった三戦目。

そういえば記念撮影もまだだったわね、と舐め腐ったことを言うオネエに一泡吹かせたい三戦目だ。

 

もうこうなったらやるしかない。

記念撮影中に隠密別動隊を用意し開門を狙う。

勝つ為なら手段は選ぶなッ!!

 

そして始まる撮影会。



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右上のマップにはどう見てもおかしい緑色の一団が居るのだがオネエ達は気が付かない。


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「ゴーレムって泉に来るかな?」という発言にはすかさず反応し真っ先にゴーレムを召喚。我の祈りが通じたのかゴーレムは泉には来ずに敵門へ前進。

隠密部隊と優秀なゴーレムが防御塔やら防衛施設やらを全て取っ払った。

あとは刻印するのみだ!!

 

 

・・・そしてやはり問題が発生する。

きのたけ戦士たちはそれなりの馬鹿の集まりだが、その長たる乳凝りはもっと馬鹿だった。

事もあろうに

「カル美、最後だしちゃんと2ショットを撮ろう」などと敵のど真ん中で撮影をしていた。

 

全ての防御塔が取り払われたその瞬間に

「馬鹿め!!オネエJAPANども!!だーーはっはっはっ!!」

と敵陣めがけて駈け出そうとした瞬間にオネエ達に袋叩きにされた。

命からがら抜け出して

「ごめんなさい、ごめんなさい、こんなに人として小さい様を生中継で人様に晒した挙句に負けるのだけは嫌です、一万円あげるから頼むから負けて下さい」と悲痛なる叫びと共に敵陣に辿り着いたものの我の体力は風前の灯火。

聖物前で待ち構える防衛隊に一突きされるや否や絶命。

 

その復活を待つ間に、オネェゲリオンこと敵軍のゴーレムが我が方の防衛施設を木っ端みじんに吹き飛ばし、その勢いのままに我が軍は散った。

 

 

~想いをのせて~

血祭であった。

完全な血祭であった。

それでもきのたけ戦士オネエ戦士もみんな笑っていた。

 

もう日も変わろうとしているが乳凝りは最後にもう一度だけ、オネエとやりたかった。

ただ、純粋に。

 

そして言い放った。

「これがオネエとやる最後の試合だ。もう試合結果はどうでもいい。最後は皆、思い思いの相手に想いの丈をぶつけてこい。想い人を殺して来い。」

 

色々な言葉や策を弄したものの乳凝りは心に決めていた。

最期は極上カル美に殺されて終わる。

この長き戦いにピリオドを打つ。

 

今までオネエに舐めさせられ続けた敗戦の味とたった一度の勝利、そしてそれで流した涙の味が思い出される。

 

我が闘争が・・・ようやく・・・

そんな風に我の中の我がささやいた瞬間、四戦目がスタート

一直線に飛び出しカル美を探す。

 

「我が!!我が終わらせてやるッ!!カル美ぃぃぃぃぃぃ!!」

 

と、ドラマばりにカッコよく叫ぼうと思った瞬間・・・

 

 

 

 

我は防御塔に殺されていた。

 

そして聖物ぎは陥落していた。

ものの五分足らずで・・・

 

 

 

~終止符とその先へ~

終わった。

長い長い闘いが終わりを告げた。

 

 

 

大戦が終わり、雑談の最中誰かが言った。

「これが最後になるかって思うと、ちょっとしんみりするわね」

 

確かにそんな気がしなくもない。

だが、きのたけ連合軍オネエJAPANの闘いが終わっただけなのだ。

 

 

 

始まりはTwitterだった。

 

この頃はまだ何も見えていなかった。沢山の人がリネレボすらやめてしまう年月が経っても、ずっとオークだけで戦い続けるだなんて思いもしなかった。

 

名前を賭して戦ったことも昨日のようでもあるし、もうずいぶん昔の事のような気もする。

我の名が元は矢沢エエ乳であったことや、その名前を無理矢理引き継がされた者の名前が助平さんだったことはもはや本人ですら覚えているか怪しいし

歯乳結弦の名前が元は八っさんだったことも、その八っさんオネエJAPANおジャギの息子に乳歯が生え始めたから歯乳にされてしまったことも、当の乳歯が生えた息子は知る由もないまま育っていることだろう。

元々はカス子の思い付きが原因で生まれた給食当番も今やリネ民皆の妹分である。

そんな事になるなんて誰も思いもしなかった。

 

大阪で大規模なオフ会を開くとなったものだから実際にオネエのツラも拝みに行ってやった。

 

カル美、というよりかは同世代のおっさん同士でキスすることになるなんて思ってもみなかった。

 

そして十戦目

きのたけ連合軍の唯一のオネエJAPANに対する勝利

実際こんなに泣いたのは人生でも数えるほどしかなかったし

 

その後どんどんオネエが強くなって勝ちのチャンスすら感じられなくなるとも思ってもみなかった。

きのたけやオネエにまつわることで

 

巻き込んだ人たちからこんなにもうれしい言葉が貰えるだなんてことも想像だにしなかった。

 

コロナでなかなか集まれないけど

 

きっとこれが落ち着いたらまたみんなで会えるって

それだけは確信している。

 

 

だからしんみりする必要なんてないのだ。

これからも、これまでと同じように我らは笑いながら生きていく。

今までだって思いもしなかったことの連続だったけれど、その全てが腹を抱えて笑えることばかりだった。

変わっていくこともあるけれど、変わらないものもあるんだと確信している。

人はそれを成長と呼ぶのかもしれない。

 

 

一先ずの抗争の終わり、大げさに語るべきことではないかも知れないが一言だけ言わせてくれ。

カル美よ!!

お前の勝ちだ!!

戦闘力も要塞戦の上手さも求心力やカリスマ性も

全部お前の勝ちだッ!!

 

 

だがカル美よ、やっぱりもう一言だけ言わせてくれ。

どれだけ戦闘力が離れても、最後の一戦まで参加してくれた全員が楽しかったと終わる試合が出来たんだ。

お前と我

いや、俺たち全員の勝ちだッ!!

 

 

さあ征って参れ!!

我らに勝ったという誇りと共にチャレンジカップに挑んで参れ!!

もしもチャレンジカップで当たったならまた我らは貴殿らの宿敵として立ちはだかろう。

もしもカル美がまたゲームに戻ることがあったならば一番最初に貴殿らを打ち滅ぼす脅威となろう。

そしてまた皆で思いもしなかった未来とその道程の土産話を肴にして皆で飲み比べ大戦でもやろうじゃないか。

 

 

 

では、また何度も会おう!!

然らばッ!!

いつまでもよろしく頼むッ!!

 

~DJオネエからの罰ゲーム要求うやむやにしたい 本日の一曲~